十分な休養とお薬による治療で治る、うつ病の原因と治療について

うつ病の治療

うつ病の治療にかかる費用

うつ病は治せる病気です。うつ病を治す為には、信頼できる医師に掛かり、治療を受ける必要があります。病気を治す場合には医師への信頼は重要なものですが、うつ病とはその特質ゆえに、一般的な病気以上に患者と医師の信頼関係が重要になります。納得の行くまで話し合える良い医師、医療機関を選ぶ事が治療にとっての第一歩となります。

発症する原因について

一般的に、うつ病の治療は薬と休養によって行われます。薬は抗うつ薬と呼ばれ、いくつかの種類があります。うつ病の原因のひとつとされる、神経伝達物質に作用するもので、組み合わせて複数の薬を服用する事もあります。休養は、ゆっくりと身体と心を休ませる時間を作る事です。うつ病の治療には休養が最も大事だと言われています。日常生活にあるうつ病の原因や、仕事に付随する事が原因とされるストレスなどが大きく働いている場合は、この休養だけでも目を見張る効果があると言われています。逆にまた、薬だけで休養を取らない場合は、その原因に接し続ける事になるので、治療が進みません。初期や軽度のうつ病の場合でも、その原因から離れる事が難しい場合には一旦入院するのが良い場合もあります。

薬と休養といった治療の他にも、最近では精神療法や心理療法といった方法が聞かれるようになってきています。認知行動療法といったものがあり、否定的な思考パターンを話し合いにより、柔軟な思考パターンにしていくという方法です。このように、様々な方法がうつ病の治療法として確立されています。

うつ病の治療は、回復するまで長期間にわたることが一般的です。 回復までの期間は3段階に分けられ、急性期・回復期・再発予防期にと呼ばれます。 症状によってもさまざまですが、軽くても半年から一年程度はかかることが多くあります。また中程度以上であれば、一年から数年にわたり、長ければ十年以上治療を続けるケースもあります。 ですので、治療にかかる費用は、うつ病の症状と経過期間により、大きく異なってきます。初診の診療費で二千円から三千円程度かかります。症状により出される薬の量も異なってきますので、二週間程度の薬代でも数千円程度かかります。これらの費用が、何年にもわたり必要となるのです。 長期に渡る治療は、患者の家計を圧迫します。そのため薬代や医療費の負担が少なくなる制度「障害者自立支援法」があります。ただし世帯ごとの所得水準によって制限がありますので、区市町村の役所に確認が必要です。

うつ病は、誰でもなる可能性のある病気です。 では、なぜ人はうつ病になってしまうのでしょうか。 原因は、今現在はっきりとしたことがわかっていません。「セロトニン」「ノルアドレナリン」「ドーパミン」といった脳内の神経伝達物質の動きが悪くなってしまうことが主な要因だと考えられています。その背景には、結婚・出産・転職など身辺の変化、家庭内や会社での人間関係のトラブル、親族の死亡・病気などの喪失体験といった環境的な原因。また身体の老化や病気、慢性的な過労などのストレスによる身体的な原因。これらに、遺伝的な原因が絡まって、発症すると考えられています。 またうつ病になりやすい性格にも傾向があります。真面目で責任感が強く、人当たりが良くて、人からの頼み事を断ることができないタイプは、過剰なストレスをため込んでしまいがちです。このタイプの人は、意識的にうつ病に注意する必要があると言えます。